2022-02-22 ノキシノブ(軒忍) 桜の木についたノキシノブ。 シダの仲間。細かい根を出して樹皮などに着生する着生植物。 細く伸びているのは葉。 葉の裏には胞子嚢が一列に並んでいる。 ノキシノブという名前の由来は、昔の家では古くなると軒によくこの植物がついたから。万葉集では「しだくさ(子太草)」。 わが屋戸の軒のしだ草生ひたれど恋忘草(こひわすれぐさ)見るに生ひなく 巻11-2475 (写真は万葉の森公園)